"パソコン・マイコン"カテゴリーの記事一覧
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以前から、SDLというものに関心がありました。
プログラミングで、画像処理をしてくれる支援ツールのようなものです。
これさえあれば、WindowsでもMacでも、Linuxでも、移植し放題!!
みたいな、夢が詰まっていましたから。
それで、試行錯誤を重ねた結果、なんとか動かせるようになったのです。
使用したOSはubuntu系列のもので、これに関しては、SDL2の導入はものすごく簡単でした。
まぁ、解るまでがものすごく困難を極めたわけですけどね。
sudo apt-get install libsdl2-dev
sudo apt-get install libsdl2-image-dev libsdl2-mixer-dev libsdl2-net-dev libsdl2-ttf-dev
ターミナルから、たったこの2行を打ち込む(というか、コピペ)するだけ。
たったそれだけで、SDL2のインストールは完了です。
そして、現在、私の場合はLinuxではメジャーなGeanyというエディターっぽいやつでプログラムを書いているのですが、これ用のコンパイルコマンドは、
gcc -g -o "%e" "%f" `sdl2-config --cflags --libs` -lSDL2_image
こんな感じでOKです。
ターミナルから入力する場合
gcc -g -o 欲しいプログラム名 実行したいプログラム名 `sdl2-config --cflags --libs` -lSDL2_image
みたいになります。
それから、-lSDL2_imageだけで足りない場合は、末尾の部分に-lSDL2_ttfとか-lSDL2_netとかを、プログラムに合わせて追加してやってください。
それと、DSLは単体では使用されず、CとかJAVAとかGoとかと組み合わせるものであるという性質上、自分が求めている環境のサンプルプログラムを探すのが、かなり厳しいです。
私の場合、こちらのブログ「ゲームを作りたい!」が、ソースリストをあらかた開示してくれていてとても参考になりました。
まぁ、一番悲しいのは、欲しい情報が「SDL2」なのに、「無印SDL」の情報が出てきちゃうことでしょうかね。
こうなると、製作サイドには「名前を変える」ってことを、積極的に考えてほしいですね。PR -
ReactOS 0.4.10
RectOSは、フリーのWindows互換OSです。
バージョンからもお解りのように、まだ開発の途中ですが、有名所のフリーソフトが、すでにいくつか動く状態です。
こちらからダウンロードできます。
例えば、伝説的なフリーのアクションゲーム。「洞窟物語」。
こちらからダウンロードできます。
ちなみに、音は出ませんでしたが、ボリュームはきちんと機能しているようなので、パソコンを変えたら出るのかもしれません。
こんなゲームも動きました。ZeldaClassicというゼルダの伝説のクローンゲームです。
こちらからダウンロードしました。
遊ぶ分には問題が生じませんでしたが、ゲーム終了のところでおかしくなりました。
それから、NlmsxというMSXのエミュレーター。
こちらからダウンロードしました。
このアプリは、ダウンロードしたファイルだけでBasicが動くので、この環境だけで、ちょっとしたプログラムを組むことが出来ます。
(定番の、
10 print"Baka";
20 goto 10
を走らせてみたところ、ちゃんと動きました。)
HDDが欠損したオンボロのノートパソコンで試したのですが、流石に、実機並みの速度が出ていたようです。
と。
今回はこんな感じです。
他にも動くアプリケーションがないか、探してみるつもりです。
それでは、今回はこのへんで。 -
PuppyLinux5.7.1でEclipse
調子に乗って、PuppyLinux5.7.1に今度はEclipceを組み込んでみることにしました。
(壁紙も変えてみました)
困ったことに、問題なく動くようです。
日本語化もバッチリ。
導入手順ですが、まず、JAVAを組み込みました。
jre-1.8u101-i586.pet
というPetファイルをこちらからダウンロードしてきて、実行しました。
次に、Eclipseをダウンロードしてきて、解凍しました。
eclipse-java-2018-09-linux-gtk.tar.gz
というファイルです。こちらからダウンロードしました。
これを、PuppyLinuxの、
/usr/share/
という箇所に解凍しました。
そうすると、
/usr/share/eclipse/
というフォルダが出来ます。
次に、日本語化に必要なプラグインをこちらからダウンロードしてきました。
pleiades.zip
これを解凍して得られたplugins、features、の2つのフォルダーを、先程の
/usr/share/eclipse/
というフォルダーの中に上書きしてやります。
そして、
eclipse.ini
というファイルをエディターで開いて、その末尾に、
-Xverify:none
-javaagent:/use/share/eclipse/plugins/jp.sourceforge.mergedoc.pleiades/pleiades.jar
という2行を追加しました。
あとは、eclipseの実行ファイルのリンクをディスクトップに作成し、それをアイコンと関連付けたら完成です。
アイコンファイルをクリックすれば、日本語化されたEclipseが起動するはずです。
日本語化されていますし、リマスターすればCD1枚に収まって、まだまだお釣りが来る規模ですし。
もちろん、今売られているUSBメモリなら、余裕で収まります。
プログラミング学習なんかには、結構、役に立つんじゃないかと思います。
と。
今回は、こんな感じです。 -
PuppyLinuxという、非力なパソコンでも動いてくれる、ありがたいLinuxOSがありまして、パソコンに詳しい方なら、一度くらいは試してみたのではないかと思います。
日本語の公式サイトは、もう長いこと更新を行っていませんが、愛好家の方々が独自に、現在も「自分流PuppyLinux(日本語版)」を作成して、時々発表なんかもしています。
公式サイトで公開された、最後のPuppyLinuxは、5.7.1というヴァージョンで、出来は非常に良いのですが、如何せん、古くてネット環境等でお話しにならない、という有様です。
でも、もう随分長いこと使われているため、安心感はあります。
では。
なにか、使いみちはないでしょうか?
ということで、Arduinoをインストールしてみました。
Arduinoは、非常に簡単にマイコン用プログラムを開発できる共通企画で、一部(主に海外)ではかなり流行っています。
枯れてしまって、今では誰からも見向きもされないPuppyLinux5.7.1に、Arduinoという組み合わせは、どうでしょう?
少なくとも、インストールは出来ました。
コンパイルは無事に終了。書き込みも出来ました。
面倒なことをしなくとも、文字化けも発生しませんでした。
シリアル通信で、マイコンとの情報のやり取りも可能です。
なんの問題も起こりませんでしたし、プログラム中に日本語のコメントを打ち込むことも出来ました。
これ、CDとかUSBメモリとかに入れとけば、マイコン開発をする人にとって、ものすごく便利なじゃないでしょうか?
ちなみに、今回使用したマイコンは、ESP8226-12Fというやつです。
初期状態ではボードの情報が登録されていないので、「設定」から「追加ボードのURL」として、以下のものを登録してやる必要があります。
http://arduino.esp8266.com/stable/package_esp8266com_index.json
そのうえで、「ボードマネージャ」からESP8226の情報をインストールしてやれば、
小難しい手続きはなしで、上記のようなことがすべて出来ました。
(もしかしたら、この方法が、Arduinoを始めるための、最も簡単なやり方かもしれません)
ちなみに、ESP8226-12Fというのは、こういうやつです。
お値段は、安全性の高そうなところで買った場合で1つ500円未満で、ちょっとリスクの有りそうな中国系の通販サイトだと、その半値ぐらい。人気が多少落ち着いて、気持ち、値下がりしたんじゃないかと思います。
今は、後継機種のESP32という高性能マイコンが流行っていますが、このESP8226もなかなか良いマイコンで、入門用としてはうってつけではないかと思います。
なにが、他のマイコンと違うのかというと、これ一つで、wifiが出来ます。
と、まぁ、そんな感じです。
PuppyLinux5.7.1で、Arduinoはちゃんと使えたよ、というお話しでした。