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覚え書き

パソコン・マイコン関連の、あとで必要になりそうな情報を残しておくための、健忘録てきななにかです。

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PuppyLinux5.7.1でArduino
PuppyLinuxという、非力なパソコンでも動いてくれる、ありがたいLinuxOSがありまして、パソコンに詳しい方なら、一度くらいは試してみたのではないかと思います。

日本語の公式サイトは、もう長いこと更新を行っていませんが、愛好家の方々が独自に、現在も「自分流PuppyLinux(日本語版)」を作成して、時々発表なんかもしています。

公式サイトで公開された、最後のPuppyLinuxは、5.7.1というヴァージョンで、出来は非常に良いのですが、如何せん、古くてネット環境等でお話しにならない、という有様です。

でも、もう随分長いこと使われているため、安心感はあります。

では。
なにか、使いみちはないでしょうか?



ということで、Arduinoをインストールしてみました。
Arduinoは、非常に簡単にマイコン用プログラムを開発できる共通企画で、一部(主に海外)ではかなり流行っています。
枯れてしまって、今では誰からも見向きもされないPuppyLinux5.7.1に、Arduinoという組み合わせは、どうでしょう?

少なくとも、インストールは出来ました。


コンパイルは無事に終了。書き込みも出来ました。
面倒なことをしなくとも、文字化けも発生しませんでした。

シリアル通信で、マイコンとの情報のやり取りも可能です。

なんの問題も起こりませんでしたし、プログラム中に日本語のコメントを打ち込むことも出来ました。


これ、CDとかUSBメモリとかに入れとけば、マイコン開発をする人にとって、ものすごく便利なじゃないでしょうか?

ちなみに、今回使用したマイコンは、ESP8226-12Fというやつです。
初期状態ではボードの情報が登録されていないので、「設定」から「追加ボードのURL」として、以下のものを登録してやる必要があります。

http://arduino.esp8266.com/stable/package_esp8266com_index.json

そのうえで、「ボードマネージャ」からESP8226の情報をインストールしてやれば、
小難しい手続きはなしで、上記のようなことがすべて出来ました。
(もしかしたら、この方法が、Arduinoを始めるための、最も簡単なやり方かもしれません)

ちなみに、ESP8226-12Fというのは、こういうやつです。


お値段は、安全性の高そうなところで買った場合で1つ500円未満で、ちょっとリスクの有りそうな中国系の通販サイトだと、その半値ぐらい。人気が多少落ち着いて、気持ち、値下がりしたんじゃないかと思います。
今は、後継機種のESP32という高性能マイコンが流行っていますが、このESP8226もなかなか良いマイコンで、入門用としてはうってつけではないかと思います。
なにが、他のマイコンと違うのかというと、これ一つで、wifiが出来ます。


と、まぁ、そんな感じです。
PuppyLinux5.7.1で、Arduinoはちゃんと使えたよ、というお話しでした。

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